2018年9月6日木曜日

カメラを止めるな!

月1本は映画を・・・と思ってるのに今回も5月以来の映画。

今回は話題の『カメラを止めるな!』を見てきた。

ネタバレ禁止の映画だと思うので、万が一見る場合はここまで。
「続きを読む」以下は大量のネタバレ含みます。




この映画を見る段階での自分の知識
・ゾンビ映画撮ってたら本物のゾンビが出てきたけど撮影を続ける監督って言う作品
・口コミで話題が広がってる
・舞台の作品をパクっとかパクってないとかでも話題
って言う程度。

(何度も言いうけど、ネタバレすると面白さ半減なので引き返すなら今)





【映画の感想】


映画開始とともにB級映画らしい演技と脚本とメイクでクソださい作品が30分も流れます。
このクオリティが90分続くのか・・・と思い本気で席を立とうか悩みました。
小劇場なら笑いを取れるかもしれないネタや、劇団でなら受けるであろう演技のオンパレード・・・本気で限界かもしれん・・・
そう思っていると、エンドロールが流れます。
「ONE CUT OF THE DEAD」と言う作品のエンドロールが・・・

この壮大なネタ振りがきつく感じた人ほど、イラ付きを覚えた人ほど、後半部分の布石回収作業にスッキリするんじゃなかろうか。
自分はそっちのクチだった。

うざく感じたり、ダサく感じたり、イラ付きを感じた部分の大半がきっちり回収されてしまい、納得せざるを得なかった。

【この映画について】


映画に何を求めるのか、何を思って映画を見に来るのか。
そのスタンスによって評価は分かれるんじゃないかなぁ~。
90分なり120分なりの時間と1800円程度のお金に何を求めるのか。

この作品は120%のエンターテイメント映画。
笑わせに来ている作品なんで、笑えたもん勝ち。

映画に重厚なストーリーや感動や示唆するものは何か、なんてことを期待してしまうと見た後も、何だったんだよ・・・って感じちゃうかもしれない。
最近の映画って、特にそう言うの求めがちだしね。

映画に何を求めるのか、求めているのか。
そんな自省をするにはちょうどいい作品かもしれない。
けど、そんな自省とかなしに笑った方がいいけどね。

【あえて言うなら】

途中、ちょこっと出てくる「親子関係」的なのが蛇足。
どーしても、オチとして必要だったのかもしれないけど、そう言うクサい教訓とか、この映画には全くもって不要だったのになぁ~。

あと、パクりパクられ騒動の和田亮一氏の舞台がむしろ気になる!
この雰囲気を舞台でどうやって表現したんだろ!!!
誰か、和田氏に金あげてもう1回舞台やってくれ~~~~!!!!!!!

もう1回見るか、って言われると見ないと思うし、正直家でDVDでもいいのかもしれないとは思っちゃうけど、ネタバレする前に1回見てみた方がいいよ!とお勧めはしたくなる作品。

個人的には見ても損しない映画だった!!!!

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