そんな目標を立ててはいたのですが、意外と行けない・・・
結構タイミングよく見たい映画があるわけじゃなかったり、見たくても時間帯合わなかったり。
そして今回は「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」です。
「君の名前で僕を呼んで」が見たかったんですが、上演時間と都合が合わず断念。
フロリダに住む貧しい親子の話って言うぐらいの前情報で突っ込んできました。
ネタバレ大量なので、これから見るかもって方は見ない方がいいかもです!
向こうでフロリダって言うと、ディズニーワルド!ってすぐ分かってもらえるぐらい有名なのかな?自分はオレンジ?ってぐらいのぼんやりした印象です。
【あらすじ】
そのディズニーワールド付近にある安モーテルに住む無職で未婚の母と子。その二人のありふれた日々の様子。
【キャスト】☆☆☆☆
ムーニー / ブルックリン・キンバリー・プリンス
6歳の子役。主人公。
自然なのびのびとした演技と言うか、演技なの?ドキュメンタリーなの?って言うレベル。
ヘイリー / ブリア・ヴィネイト
ムーニーの母。
監督がインスタでスカウトしたとか。演技初めてなの?と思うぐらい自然に自由でダメなママを演じてた。
タトューも独創的で「ブリアはおしゃれで好きなアーティストの一人」って言っておけば意識高い系としてモテそうw
ボビー / ウィレム・デフォー
モーテルの管理人。
スパイダーマンのグリーンゴブリンの人。
この映画で助演男優賞ノミネートしまくりらしい。
【音楽】☆☆☆
細かいことは分からないけど、ノリノリな音楽がたくさん出てくるので聞いていて楽しいw
【映像】☆☆☆☆
レビューで知ったことだけど、全体的に子ども目線に合わせて撮っているらしくローアングルが多くあるらしい。確かに多かったかも。
そして、フロリダのやかましいぐらいの色彩が鮮やかに映し出されて、眩しい位に暑かった子どもの頃の夏を思い出させる。
【ストーリー】
無邪気で学校に行ってないムーニーは毎日を楽しくあそび、未婚、無職の母はそんな娘を愛し、モーテルに住み、生活するために友達を頼ったり、果てには窃盗、転売、売春に身を投じる。
【総括】☆☆☆
ストーリーはあって、ないようなもの。
ただただ子どもの世界にありそうな出会い、分かれ、いたずら、嘘、喜び、悲しみを描いた作品。ドキュメンタリーと言われても納得するぐらい、日々を映し出している。
フロリダと言う街並みの映し出し方が秀逸。
そして、ヘイリーを演じたブリアが見どころ。
映像美と初演技のブリアと子役と言う一見ばらばらになってしまいそうな要素をボビー役のウィレム・デフォーの演技がぴしっと締めていた。
フロリダと聞いてディズニーワールドがピンと来ないと楽しめないのかもしれない。
その情報だけは事前に知っていたので良かった。
あと、今回も御多聞に漏れず、配給会社の無駄な配慮の副題が不必要。
「真夏の奇跡」なんていらなかったよ。
この副題思いついた人の日記のタイトルで終わらせとけばよかったのに。
あと、この映画は夏に見るべきだよ。
見終わった後に、うだるような暑い夏日の外に出てにソフトクリーム舐めながら帰りたいよね。
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