2019年10月3日木曜日

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

タランティーノ×ディカプリオ×ブラピなんて聞いたら見るしかないよね!

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

俺はタランティーノ×ディカプリオ×ブラピって言う情報だけで見に行ったけど、前知識が必要な映画だった

シャロン・テートと言う将来を嘱望された女優がハリウッドでカルト集団に殺されると言う惨劇が起こるのだが、この事件を知っておく必要はあると思う。
全く知らなかった俺は映画後にこの事件を知って映画の全容がよーやく分かって来た

ということで以下感想




先述した通り、前知識があるとないとでは映画の楽しみが180度変わる映画になっている。

このことについて私見を述べたい。

タランティーノ作品は以下の通り
レザボア・ドッグス
パルプ・フィクション
ジャッキー・ブラウン
キル・ビルvol.1/キル・ビルvol.2
デス・プルーフ in グラインドハウス
イングロリアス・バスターズ
ジャンゴ 繋がれざる者
ヘイトフル・エイト
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

10作で引退表明してるタランティーノ監督の9作目の作品となる
羅列してみると分かるのだが、見てるようで何気に見てない作品が多かった

レザボア、パルプ、ジャンゴは確実に見ていた
見た作品に限ってなので申し訳ないが、3作品とも前知識がなく見ても面白かった。
それなりに、とかではなく面白かった。

今回の作品は前知識がないと楽しめない。
それなりにも楽しめない。

暴力シーンはタランティーノ映画らしく楽しかったけど、ほんの一瞬のこと。
他の映画へのオマージュやらクスリとはするけどさ、映画一本として見ると前知識がないとちんぷんかんぷん。

アメリカ辺りではこの事件は相当有名で映画を見る人なら100人中100人が知っている事件なのかもしれないけど、俺は知らなかった。

タイトルからも昔のハリウッドの話だと思うじゃん?
売れなくなった俳優のディカプリオとそのスタントマンのブラピのサクセスストーリーかと思ったのよ
したら全然違うじゃん?二人の過去が挿話として描かれるじゃん?過去と対峙して決別して新たな道を見つけたりするんかな?って思うじゃん?それも違うじゃん?w

話の途中途中でヒッピー出てくるから、時代背景なんかなぁと思ったらめちゃくちゃ重要な役割あったしさ、予想外だったよ!!!

なんなら最後の事件が終わってそこからいよいよストーリーが動き出すんだな!!!!って期待したらエンディングロールだし終わった瞬間、なぜタランティーノはこの映画を撮ったんだ???って疑問湧きまくりで映画館出た瞬間にググったよねw

そして納得した
シャロン・テートの事件を知ってれば全てが納得できる

ただ果たして映画としてそれはどうなんだろうか
と言う疑問は残ってしまう
結論は出ないので論じるつもりはないが

タランティーノ作品のディカプリオは好きなので楽しめはするけど、映画史に残る秀作かと言われると疑問符が残っちゃうのが正直な印象

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