2021年12月28日火曜日

ディア・エヴァン・ハンセン

 NO TIME TO DIEを見た時の予告で面白そうだったので見ることにした。

知り合いも見たいというので一緒に行くことに。

ミュージカル映画と聞くとラ・ラ・ランドグレイテスト・ショーマン辺りが印象深いので、そんな風だといいなと期待しつつ映画館へ。

コロナ禍も落ち着きビールを飲みながらの観劇はやはりいいもんだね!

公式サイト


以下ネタバレ含む


個人的な評価☆は1~5で5が最高

【ストーリー】☆☆☆

人との交流に障害を持つ少年が自殺した少年が最後に関わった人間だったことから始まる勘違いと嘘で一躍人気者になってしまう。しかしその嘘が露呈してしまい・・・

勘違いと嘘がベースにある砂上の楼閣なもんで主人公がハッピーでもなんだか落ち着けなかった・・・

似たような経験を少年時代にしたことがあるので尚更ヒヤヒヤしていた・・・


【配役】☆☆

主役のエヴァン・ハンセンは老けてる!
高校生・・・??と思ってしまうぐらい違和感ある・・・

調べたら元々が舞台の作品でその主役をそのまま映画に持ってきたんだね
確かに歌はえげつなく上手かったけど、周りの同級生との見た目の違和感がなぁ・・・

ミュージカル作品だけに歌唱力が重要なファクターだったんだろうけど、オーディションとかして歌唱力抜群の高校生を探し出したりした方が良かったんじゃないかなぁ・・・

と思うぐらい違和感が抜けなかった

逆に主役以外の人達はハマっていた
歌唱力、演技力共にぴったりだったと思う
その分、主人公が更に浮いてしまうんだよ・・・

【音楽】☆☆☆☆

主人公のエヴァン・ハンセンの歌唱力が兎にも角にも凄い!!!
こんだけ歌えたら楽しいだろうなぁ~~と思ってしまう歌唱力!!!
この歌声を聞けただけで満足!って言うぐらい上手い!!!

配役の所でも書いたけど、この歌唱力を見せられたら迷っちゃうよなぁ~

今見たら楽曲はラ・ラ・ランドとグレイテスト・ショーマンを手掛けたベンジ・パセックとジャスティン・ポールのコンビだったらしい

その割には心に残る曲は無かったなぁ・・・

最初にエヴァンが歌う曲がテーマ曲なんだろうし、確かにいい曲だったんだけどあくまでエヴァンの独白、心の内を謳っているだけで全体のテーマにならなかった印象が拭えないんだよなぁ~~

【演出】☆☆☆

ラ・ラ・ランドと言い、グレイテスト・ショーマンと言い、ミュージカル作品は出会いと別れが必ずセットになっているし、エンディングは大団円とはならないんだな・・・

今回も御多分に漏れずハッピーエンドではなかった
かと言ってアンハッピーエンドでもなかったが

出会いがあれば別れもあるし別れがあるから出会いがある・・・ってなるといいね

【総評】☆☆☆

やっぱ配役の妙って必要だよなぁ~~~

ベン・プラット演じるエヴァン・ハンセンの歌唱力は一見の価値は勿論あるし、テーマ曲のYou Will Be Findも一聴の価値はあるんだけど、期待値が高すぎたのかもしれない

終始おじさん高校生が気になってしまうんだよ・・・
ブロードウェイの素晴らしさは舞台で見ることにあるってことで良かったんじゃないかなぁ~~

【雑感】
隣の席の人が手を動かすたびにApple Watchが光るんだか反射するんだかでめっちゃ気になった

一緒に行った人も行った人でちょこちょこスマホ見たりしててウザ過ぎて二度と会わないことにしたわ
知人と言えど最低限のマナーは必要だぜ?

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